『心機一転』
4月になりました。春は進学や就職など、新しいステージが始まる事の多い季節です。親元を離れて上京されたり、環境面でも変化がある事と存じます。
1日には阪神甲子園球場にて第87回センバツ高校野球大会の決勝が行われ、福井県の敦賀気比高校が北海道の東海大四高校を3対1で破り、北陸勢として初優勝を飾りました。
8回に決勝2ランホームランを放った松本哲幣選手は、前日の準決勝でも2打席連続満塁ホームランという離れ業を成し遂げています。これは春夏を通じて初の快挙です。1大会3本のホームランというのも大会タイ記録で、清原和博さん、桑田真澄さん、松井秀喜さんなど、過去に10人しか達成しておりません。
そんな松本選手はさぞ凄い長距離砲なのかと思ったら、なんと公式戦でのホームランはゼロ。この大会でも背番号は17番。準レギュラーといったところです。
準々決勝静岡高校戦ではベンチを温めていましたが、準決勝の大阪桐蔭のエース田中投手がサウスポーという事で起用したと、敦賀気比高校の東監督が話していました。
甲子園常連の強豪校とはいえ公式戦ホームラン0本の控え選手が、史上初の大記録を達成するなど誰が予想したでしょうか?
決勝の相手の東海大四高校にしてもそうでしょう。正直、大会前はそこまで注目されたチームではなかったと思います。
準々決勝の健大高崎戦や、準決勝の浦和学院戦でも下馬評は明らかに低いものでした。昨秋の神宮大会では浦和学院に10対0でコールド負けを喫しています。しかし、いざ戦ってみると投手を中心とした堅い守りと勝負強い打撃で、終始試合をリードしていたのは東海大四高で、危なげなく強豪校を倒してきました。決勝戦も終盤までどちらに転ぶかわからない引き締まった好ゲームでした。
つまり、物事は下駄をはくまでわからないという事です。
『適材適所』と言いますが、自分が本当に能力を発揮できるのはどこなのか、はっきり把握している人は少数派でしょう。
NYヤンキースの田中投手がリトルリーグ時代、キャッチャーであったのは有名な話です。イチロー選手もドラフトでは4位指名で、決して注目された選手ではありませんでした。
投手で入団したものの、なかなか芽が出なくて野手に転向したところ花開き、大活躍している糸井選手や雄平選手もいます。
思い描いていた将来設計とは違う形で成功する人は少なくありません。
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